「ネギ 「石倉一本太」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
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関東で広くつくられる根深太ネギです。軟白部は太く、長さ30cm以上にもなります。 |
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1.関東で広くつくられる根深太ネギです。軟白部は太く、長さ30cm以上にもなります。
2.やわらかくておいしく、寒さが厳しくなるとさらに甘みが増し、冬の味覚として利用されています。
3.ビタミンの多いアルカリ性野菜で、カルシウム、鉄、カリウム、亜鉛などの無機物およびビタミンA、ビタミンC が含まれています。におい成分のアリシンがビタミンB1を活性化します。
ネギは湿害を受けやすいので、排水のよい畑を選びます。定植1カ月前に苦土石灰や堆肥を施し、深く耕うんしておきます。施肥量は10a当り成分量で窒素20~30kg、リン酸15~25kg、カリ20~25kgで、元肥3、追肥7の割合で施します。追肥は土寄せごとに、生育に応じて3~5回に分施します。
発芽、生育適温は20℃前後で、特に春まき栽培に適します。リン酸は苗質の良否に影響を与えるので、苗床には多めに施します。播種は幅1m、高さ10cmの播種ベッドに10cm間隔に条まきします。本葉2葉展開時、2cm間隔くらいに間引きます。定植は畝幅85~100cm、深さ15~20cmの溝を切り、株間3~5cmに定植します。不良苗を除き、苗の大きさ
をそろえて定植すると、その後の管理が容易になります
溝の中にワラや枯れ草を入れて、根が乾燥するのを防ぎます。軟白部分をつくるために、生育を見ながら4~5回の土寄せを行います。ネギの根は酸素を好むので、土寄せは一度に多くしないで、強風で倒伏しない程度の軽いものにとどめます。追肥は土寄せの際に、化成肥料を株に触れないように施します。最終の土寄せの後の追肥は必要ありません。
さび病は、葉に橙色の小斑点が生じます。春から秋に発生し、夏の被害は少ないです。肥料切れや窒素過多で多発します。病葉はとり除いて処分します。ネギだけでなく、タマネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウなどのユリ科作物の連作は避けます。登録農薬(殺菌剤)を散布する場合は、ネギの葉面は農薬がつきにくいので、必ず展着剤を使用します。
根元まで掘り起こし、軟白部を傷つけないように注意して引き抜きます。皮むきは、ネギについている土が白っぽく乾いてからすると楽にできます。
品目 | ネギ(葱) |
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原産地 | 中国西部 |
科・属名 | ネギ科ネギ属 |
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