「つるありインゲン 「ミニドカ」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
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生育初期は低節位から、中~後期は主茎に着莢するわい性種とつるあり種の兼用タイプ。 |
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1.生育初期は低節位から、中~後期は主茎に着莢するわい性種とつるあり種の兼用タイプ。
2.節間は短く株元に着莢後親つるが伸び、ハウスでは180~200cm程度になります。
3.莢は14~15cmになり、丸莢、スジなしです。
4.調理後の見栄えがよく、食味、風味ともよく、市場性が高い。
肥沃な畑で栽培するのがよく、露地栽培のほかハウス栽培にも適します。
土質はあまり選びませんが排水、保水のよい地力のあるところが最適です。過湿地では高畝にして、排水対策を立てます。乾燥地には堆肥を施して灌水し、酸性土壌は石灰で矯正して栽培します。
マメ科の野菜のなかでは肥料は多めに施したほうがよく、とくに開花後、莢が肥大するときに肥料切れすると、曲がり莢などの下物が多くなるので注意します。早めに完熟堆肥と石灰を施し、深耕して通気性のよい土づくりをします。施肥量は前作や土壌条件によって異なりますが10a当たり窒素20kg、リン酸25kg、カリ20kgを標準とします。元肥として窒素とカリを6割、リン酸を全量施します。
移植栽培はセル苗を利用すると管理、定植作業の労力を軽減できます。セルに肥料分の少ない軽めの土を用いて播種します。地温は23~25℃を目標に適湿にします。発芽後は換気をし、がっちりとした苗に育て上げ、初生葉が展開した段階のごく若苗で定植します。定植前は温度をやや低めに管理し、苗の順化を行います。畝幅100cm、株間30~40cmの2条植えを標準とします。
土壌病害虫が発生、加害されやすいので防除に努めます。1穴3~5粒まきとし、本葉展開時に生育のよい株を1本残し、支柱を立てます。なお覆土は約3cmとし、播種後に多雨が予想される場合はやや浅めに、覆土過多による酸素不足での発芽障害を防ぐようにします。畝幅100cm、株間30~40cmの2条植えを標準とします。
ハウスでは30℃以上にならないように換気に努めます。灌水は過湿にならない程度にとどめ、根腐や過繁茂にならないように注意します。つるの伸び始めに、支柱を立てて、つるを傷めないように誘引します。摘葉は老化、病害虫被害葉を中心に行い、過繁茂に気をつけます。追肥は開花時に1回目を施し、生育状況に応じ7~10日ごとに施し、同時に灌水を行い、株の着莢負担力をつけます。
マメ科作物の連作を避け、日当たりと通風と排水をよくし、炭そ病や根腐病などの病害を防ぎます。アブラムシは、葉の生育を阻害し、モザイク病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。アブラムシは光るものを嫌う習性があるので、シルバーマルチをすると防除効果が期待できます。ハダニは乾燥で発生が多くなるので、敷きワラをするなどして畑を乾かさないようにします。
55日タイプです。莢がふくらみ、長さが13~15cmになったころが収穫適期です。収穫時に株を傷つけないことが良品多収につながります。盛期には収穫を朝夕2回います。とり残すと株の負担が大きくなるので、適期に収穫します。
品目 | インゲン(隠元) |
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原産地 | 中央アメリカ |
科・属名 | マメ科インゲン属 |
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