「インパチエンス スーパーエルフィン ミックスの特徴や育て方のポイントをご紹介」
南アフリカのザンジバル島原産の春まき1年草です。耐暑性は非常に強いのですが、直射日光の当たるところよりも半日陰や木陰の環境を好みます。輝くような花色や艶のある葉はこのような環境下でより発揮します。乾燥地を嫌うので、湿り気のある場所や敷きワラで水分を保つようにします。
発芽適温は25℃前後と高く、八重桜が咲くころがタネまきの適期です。発芽時、特に水分を必要とするので表面を軽くほぐしたピートバンにタネが重ならないようにバラまきにして、発芽するまで水を切らさないように底面給水します。好光性種子なので土はかぶせません。発芽がそろったら水を控え、苗の込み合うところは間引きます。本葉が2~3枚になったころ、根を切らないように注意して小鉢に植え替えます。肥沃な用土に腐葉土を20%ほど混ぜた水もちのある鉢土に植えると、生育がよくなります。花壇では1㎡当たり完熟堆肥約5kg、化成肥料約50g(約2握り)、腐葉土約1/2袋をすき込み、株間約30cmで植えつけます。コンテナや鉢植えでは木陰や半日陰の場所に置いて管理します。
日当りのよい花壇では必ず敷きワラをして乾燥を防ぐようにします。水やりは日差しの強い日中を避けて夕方にたっぷりと行います。生育して大きくなると株が割れるように草姿が乱れます。ちょっとかわいそうですが、株の高さの1/2ほどのところで切り戻しをすると再度整った草姿になります。霜の降りるころまで咲き続けるので、定期的に追肥をします。
アオムシやヨトウムシなどの害虫防除、密植による風とおしの悪さによる灰色かび病や菌核病に注意します。
株間を30cm以上とり、広く植えつけると半円形の整った草姿が見られます。寄せ植えの場合は、ベゴニア・センパフローレンス、コリウスなど同じ環境を好む種類と一緒に植えます。
品目 | インパチェンス(インパチエンス) |
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原産地 | 南アフリカ |
科・属名 | ツリフネソウ科インパチエンス属 |
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