「赤花千日紅 ストロベリーフィールドの特徴や育て方のポイントをご紹介」
草丈約50cm、株元や枝から多く分枝して、先端に2cmほどの球形の花をつけます。真夏の暑さにも負けずに咲き続け、鮮やかな紅色の花はドライフラワーにしても色あせしにくい品種です。
アメリカ・テキサス州やメキシコ原産の春まき1年草です。土質を選ばず、真夏の暑さに負けない丈夫で育てやすい花で日当たりと水はけがよく、乾燥した場所を好みます。霜が降りるころまで咲き続ける観賞期間の長い花です。
発芽適温は20~25℃と高いので、桜の散るころからがタネまきの適期です。夜間冷えるときは、保温して速やかに発芽するように気温に注意します。清潔で水はけのよい土を使い、128穴のセルトレーでは2粒ずつまき、播種箱ではタネが重ならないようにバラまきにして5mmほどの土をかぶせ、たっぷりと水やりします。本葉が2~3枚になったころ肥えた水はけのよい土を入れた小鉢に植え替えます。植えつけは日当たりと水はけのよい場所に、1㎡当たり完熟堆肥約5kg、腐葉土約1/3袋の有機質に加え、化成肥料を約30g(約1握り)、苦土石灰約100gを入れ、深く耕し株間は20~30cmにします。
発芽がそろったころから、日当たりと風とおしのよい場所に移して、乾かしぎみにして、苗が徒長しないように注意します。植え替えは根を切らないように注意して、小鉢に浅植えにします。小鉢の日当たりと風とおしのよいところで乾かしぎみに管理します。植えつけは完熟堆肥や腐葉土、ピートの有機質を多く入れ、化成肥料は控えめにして植えます。大型のコンテナで3~4株、18cm鉢で1株が標準で、霜が降りるころまで咲き続けるので、様子を見て月に1度追肥します。
植えつけ時のヨトウムシやネキリムシ、高温乾燥期のハダニに注意します。
丸い花は小さな花の集まりで、花穂と言われているところは「苞」と呼ばれガクの変形で、本当の花はきわめて小さな白い点々が花です。ドライフラワーにするためにはこの花が点々と目立つころに切って、風とおしのよい日陰で逆さまにつり下げます。グロボーサ系のネオンローズなどとアレンジも楽しいです。
品目 | センニチコウ(千日紅) |
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原産地 | 熱帯アメリカ |
科・属名 | ヒユ科センニチコウ属 |
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