「ポップコーン 「イエローポップ」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
家庭で簡単にポップコーンがつくれる楽しいトウモロコシです。穂は細長い棒状で、やや大粒、完全に熟させてよく乾燥したものを、いるとはじけて何倍にもふくらみます。
タネまきの2週間ほど前に1㎡当たり苦土石灰約150g、1週間ほど前に完熟堆肥約3kg、有機配合肥料約120gを施し、株間30cm、うね間90cmを目安として畑をつくります。株数が少なかったり、1列につくったりすると、不稔が出やすくなります。2列以上で計10株以上を栽培するとよいです。
ソメイヨシノの開花頃(十分暖かくなって晩霜の危険がなくなったころ)から2か月程度が露地マルチ栽培でのタネまき適期となります。1か所当たり3~5粒ずつ、深さ2~3cmに直まきにします。本葉が5~6枚になるまでに、生育のよすぎる苗、悪い苗を間引いて1本にします。間引きは根を傷めないようにハサミなどを用いて行います。
地温が低いと発芽が悪くなるので、発芽適温(地温)25~30℃でタネまきします。生育初期は肥料焼けしやすいので、元肥が多肥にならないようにします。間引きの時期(本葉5~6枚)と雄穂が出る直前の2回、即効性のある化成肥料で追肥します。青果用のトウモロコシは乾燥に弱く、過湿にも強くありません。水はけと水もちのよい畑で栽培します。雌穂の出穂期から約1か月からは急激に伸長し、多くの水分を必要とするので、敷きワラなどを株元に敷いて乾燥を防ぎ、うね間にたっぷり水やりします。
病気には強いですが、水はけをよくするなど栽培環境を整え、適期にタネまきを行い予防します。アワノメイガ、アブラムシ、ネキリムシなどの害虫が発生るすることがあります。発生前から定期的な防除を行うことが大切です。カラス、スズメ、ムクドリなどの鳥害はネットを張って防ぎます。
畑で雌穂の皮が茶色になるまで完熟させます。雨が当たらない軒下などの風とおしのよいところにつるし、十分に乾燥させます。フライパンにバターかサラダ油と塩を適量加え、フタをして中火にかけます。ポンポンとはじける音がしたら、フライパンをゆり動かします。音が静まったらできあがりです。
品目 | ポップコーン(トウモロコシ) |
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原産地 | メキシコから南米北部 |
科・属名 | イネ科トウモロコシ属 |
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ポップコーン 「まるポップ」 |