「早生シシトウ 「翠臣」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
果実は細長く、尻がまとまる緑色鮮やかなシシトウです。生育の勢いがよく、栽培の中~後期にたくさん果実がなります。
ジフィーセブンに2粒まきにして間引くか、育苗箱に清潔な土を厚さ5cm程度につめ、6~8cmを目安としてスジまきにします。本葉が1~2枚のころ4号(12cm)ポリ鉢に植え替え、側枝が旺盛な苗に仕上げ、最初の花が咲くころに植えつけます。
あまりの若苗で植えつけると栄養生長が旺盛で落花や単為結果が多くなります。老化苗は初期着果が多く、その後草勢とのバランスがとれません。3-4本仕立てを基本とし、不要な枝は切り落とすとともに、早めに支柱をたて、枝が折れないようにします。シシトウは乾燥に弱いので、敷きワラをします。泥のはね上げなどによる疫病の防止にも役立ちます。
栽培期間が長いので、いろいろな病虫害が発生します。早めの防除が大切です。病気は斑点細菌病、炭そ病、疫病、灰色かび病、CMV、TMVなどです。害虫はタバコガ、アブラムシ、チャノホコリダニ、カメムシなどです。
夜温が低いと単為結果により果実がかたくなります。また、高温期は花粉がつきにくくなり、変形した果実ができることがあります。かたくなったり変形した果実を収穫せずにつけたままにしておくと、草勢が落ち、辛みの発生や、さらに変形したりするのでとり除きます。
品目 | シシトウ(獅子唐) |
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原産地 | 熱帯アメリカ |
科・属名 | ナス科トウガラシ属 |
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シシトウ 「改良ししとう」 |