「畑で長持ち白菜 「富風」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
軟腐病・ウイルス病・べと病・白斑病などに強く、生育旺盛でつくりやすい秋まき年内~年越どり品種です。球の肉質はやわらかくて、トウ立ちや割れが遅いので、収穫期の幅がとても広いのが特長です。
条間、株間の目安は、2条千鳥植えで100cm幅のうねに65×50cmです。おいしくて、病気の少ない、品質のよいハクサイをつくるのには土づくりが大切です。畑には年に1回は石灰窒素、完熟堆肥を施します。完熟堆肥は植えつける2週間前までには施して土となじませておきます。
直まき栽培ではビール瓶の底などで土を押して植え穴をつくり、5~6粒タネまきして軽く覆土します。本葉2~3枚のころに3株、6~7枚のころに1株に間引きます。128穴のセルトレーでは本葉2~3枚のころ植えつけます。育苗を行なう場合は、タネまき用セルトレー(72穴)やポットなどに2~3粒まきし、本葉4~5枚程度で植えつけます。
ハクサイが結球するためには葉枚数をしっかり確保することが必要です。タネまきや植えつけが遅いと寒さで葉枚数が足らず結球せずに終わってしまうので注意します。植えつけ後、本葉が7~8枚になったころと結球開始ごろに追肥を行い、外葉をつくります。
水不足は生理障害や不結球の原因となりますので水やりはしっかり行ないます。軟腐病にかかると防除は困難です。ハクサイだけでなくキャベツ、ダイコンなどのアブラナ科作物の連作は避けます。病害虫の発生しやすい高温期の早まきはしません。高うねにして水はけをよくします。病株は抜きとり、他の株への伝染を防ぎます。ヨトウムシやアオムシに食害されるとそこから病原菌が入るので駆除を徹底します。
タネまき後65日ぐらいで2kgの小球、100日ぐらいで4~5kgの大球となり、この間、いつでも収穫できます。年明けに収穫する場合は12月に外葉を頭部で結束し寒さ対策をします。鍋物、漬物、炒め物などに利用します。
品目 | ハクサイ(白菜) |
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原産地 | 中国 |
科・属名 | アブラナ科アブラナ属 |
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