「和種ナタネ 「あぶらな」 の特徴や育て方のポイントをご紹介」
寒さにきわめて強く生育旺盛でつくりやすい「ナバナ」の仲間です。昔はナタネ油をとったり、野菜としてつくられていましたが、今は野菜や観賞用に利用されています。煮物、漬け物に使用しています。
連作には強い作物ですが、地力の低下は病気、障害の発生につながり、品質低下の原因となります。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、土づくりを心がけます。1㎡当たり苦土石灰100g、完熟堆肥2kgと有機配合肥料80gを目安として施します。プランターでの栽培も手軽にできます。
1m幅のうねに条間30cmでスジまき、またはバラまきし、発芽したら込んだところを間引いて、本葉2~3枚で株間15cmになるようにします。プランターでも同様です。水やりにむらがあると発芽がそろわず、最終的に生育の不ぞろいになるので、タネまき後の水やりは十分行います。
抵抗性ではないので根こぶ病には注意します。害虫はアブラムシ、コナガ、アオムシなどです。ナバナへの登録農薬はきわめて少ないです。無農薬栽培するためには害虫よけにネット、またはべたがけ資材を全面に覆います。病気は立枯病、白さび病、菌核病などです。早期発見と早期防除が肝要です。
間引き菜として順次利用するほか、春先にトウ立ちしてきたら、蕾が見えかけたころ、軸を切りとって利用します。蕾、茎、葉が利用されます。さっと湯に通しておひたし、からしあえ、サラダに。炒め物や一夜漬けにもよいです。とくにカルシウムやビタミンAの効力にすぐれ、今注目の抗酸化食品として優秀な緑黄色野菜です。
品目 | ツケナ(漬け菜) |
---|---|
原産地 | 諸説 |
科・属名 | アブラナ科アブラナ属 |
※販売時期や品切れ、仕入れ状況により、ご購入できない場合やお取り扱いの無い場合もございます。ご了承ください。
ツケナ 「こぶたかな」 | ツケナ 「はまみなとべかな」 |
ツケナ 「みなとべかな」 | ツケナ 「オータムポエム アスパラ菜」 |
ツケナ 「ビタミン菜」 | ツケナ 「三池赤たかな」 |
ツケナ 「味美菜」 | ツケナ 「正月菜」 |
ツケナ 「葉からし菜」 | ツケナ 「野沢菜」 |