「ツケナ 「正月菜」 の特徴や育て方のポイントをご紹介」
東海地方で栽培され、正月の雑煮などに利用されている他、おひたしや汁の実など、広く料理に使えます。
連作には強い作物ですが、地力の低下は病気、障害の発生につながり、品質低下の原因となります。完熟堆肥やバイオエースなどの有機物を積極的に施して、土づくりを心がけます。1㎡当たり苦土石灰100g、完熟堆肥2kgと有機配合肥料80gを目安として施します。プランターでの栽培も手軽にできます。
条間15~20cm、株間3~5cmが標準です。深さ1cmぐらいにスジまきして本葉が2~3枚のころまでに間引きます。プランターでも同様です。暑い時期は徒長や病気を抑えるため株間を広くとって風通しをよくします。水やりにむらがあると発芽がそろわず、最終的に生育が不ぞろいになるので、タネまき後の水やりは十分行います。
現在のコマツナ品種に比べると、改良が進んでいないため、葉肉も葉色も薄く、日もち性も劣るので注意します。しかし、その分、葉がやわらかく、食感もよいです。追肥は通常必要ありませんが、不足するようならば液肥を与えます。
栽培期間が短く、農薬は残存する可能性があるので、使用は控えます。コナガ、アブラムシの防除には、透明寒冷紗などによるトンネル被覆栽培が効果的です。
本葉4~5枚、草丈20~25cmになったら、根つきのまま収穫します。間引いた小苗も食用になります。夏まきで25日、冬でも90日くらいで収穫できます。雑煮のほか、おひたし、汁の実などに利用します。
品目 | ツケナ(漬け菜) |
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原産地 | 地中海、中央アジア、北ヨーロッパ |
科・属名 | アブラナ科アブラナ属 |
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