「食べきりミニ大根 「ころっ娘」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
![]() |
一回の料理で使い切れるサイズ |
---|
持ち運びが楽な根長20cm位のミニダイコンです。1回の調理で使いきることができ、歯切れのよい食感を生かしてサラダや漬け物のほか、おろし、炒め物、煮物と幅広く利用できます。
サイズが小さいので、大きめのプランターでも育てられます。
できるだけ耕土が深く、水はけのよい畑を選びます。タネまき予定の2週間ほど前に1㎡当たり苦土石灰約100g、完熟堆肥約2kgと有機配合肥料約80gを目安として畑に施し、30cmほどの深さに耕します。未熟な堆肥をタネまき直前に与えると根が変形するので注意します。根をスムーズに伸ばすために、石や雑草の根などをとり除きます。また、水はけの悪い畑を利用する場合は、高うね栽培をおすすめします。
条間20~25cm、株間20~25cmを目安として3cmほどの穴をあけ、1か所にタネを3粒ずつまき、厚さ1~2cmほど覆土します。間引きは本葉が4枚ごろまでに行い、1本立ちにします。冬期は霜よけのトンネルを使用します。4月まきで気温が低い場合、間引くまではべたかけをして防寒してください。
追肥は間引き後、株の周りに速効性の化成肥料2握り程度をうねの肩に交互に施します。そのとき、軽く耕しながら株元に土寄せし、風で株が回されないようにします。トンネル使用時は急激に温度が上下しないように注意します。
アブラナ科作物の連作や窒素過多を避けます。ネキリムシ、コナガ、アブラムシなどの防除を早めに行ないます。本葉1~2枚のころ、ダイコンシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)の防除が大切です。また、アブラムシは葉に群生して生育を阻害し、モザイク病を媒介するので、早期発見、早期防除に努めます。根の表面に小さな病斑ができるのはセンチュウの寄生によるもので、マリーゴールドなどの忌避作物を栽培して防除します。
夏秋栽培ではタネまき後50~65日で長さ20~25cm、太さ7~7.5cmを目安に収穫します。収穫が遅れるとスが入り、品質が落ちるので注意します。とくに春まきでは収穫時期の気温が高く、とり遅れになりやすいので、適期に収穫するよう気をつけます。
品目 | ダイコン(大根) |
---|---|
原産地 | 地中海沿岸、華南高地、中央アジア |
科・属名 | アブラナ科ダイコン属 |
※販売時期や品切れ、仕入れ状況により、ご購入できない場合やお取り扱いの無い場合もございます。ご了承ください。