「トルコギキョウ 一番星の特徴や育て方のポイントをご紹介」
極早生の大輪品種です。寒地の1月まき、3月定植で、6月下旬からの出荷となるタイプです。青色のピコティー品種で発色のよさが自慢の品種です。暖地の冬切りで能力を発揮し、また遅まきでも比較的に草丈がとれます。ロスが少なく、たいへんつくりやすい品種です。
※肥培栽培、水管理により発色に幅があります。
切り花
周年栽培が可能です。極早生品種であり、冬から初夏切り栽培が有利です。
周年栽培できます。
発芽適温は23℃前後です。25℃以上ではロゼットに入り、20℃程度が理想です。
「苗当番 タネまき用」などの播種専用培養土を使用し、セルトレーの利用が理想です。
培養土には十分灌水し、播種後にすぐペレットが壊れるよう管理し、乾燥に注意してください。
低温時は農電ケーブル上で発芽させてください。発芽日数は10日前後です。
栽培適温20℃。最低15℃以上で、光線は十分に当ててください。
12cm×12cm程度の株間が標準です。
本葉4対程度までに定植してください。播種後60日以内が目安で、老化に注意してください。
定植床は事前に深くまで十分灌水し、土壌水分量を高めてください。
低温期の定植では事前に暖房し、床を暖めてから定植してください。
断根、過度の乾燥にあうとロゼットに入ることがあるので注意してください。
前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5を目安とします。pH6.5前後です。
元肥主体とし、標準施肥量N,P,Kを各1kg/a内外入れてください。
多肥料栽培は禁物です。花芽着生が遅れ、葉が茂り、分枝発生がなくなります。
株の状態で判断し「ペンタキープG」「鉄力あくあ™F10」「有機の液肥 ネイチャーエイド」「ホストップ 亜リン酸液肥 (0-25-20)」などの液肥でコントロールしてください。
定植直後は土壌下方水位への水筋をつけ、直根を張らせるため多めの灌水をしてくだ
さい。
定植後1週間は下位への根を張らせるため、過剰な灌水は禁物です。その後適宜与えてください。
採花までの水管理は、初期に多めで除々に減らし終盤は切ってください。
基本的に積算温度での開花です。高温時は温度を下げ、低温時は加温してください。
作型により栽培方法が異なります。作型を考慮し、温度、水分をコントロールしてください。
高温育苗時に立枯病が発生しやすいため、土壌消毒で予防してください。
天花を摘除し、側枝第一花数輪開花後から出荷可能です。
トルコギキョウは作型多く、地域により栽培が異なります。詳しくは市販参考書などを参照してください。
品目 | トルコギキョウ(リシアンサス) |
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品種 | 大輪一重咲き |
原産地 | 北アメリカ メキシコ |
科・属名 | リンドウ科トルコギキョウ属 |
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