「クリサンセマム ノースポールの特徴や育て方のポイントをご紹介」
草丈約20cm、花径約3cmの白い花弁に黄色い花芯の花がカーペット状に咲き続けます。寒さに比較的強く、秋まきでは早春から初夏まで長い期間楽しめます。寄せ植えにも適します。
ポルトガル、スペイン原産の半耐寒性1年草です。土質を選ばない丈夫な種類で、日当たりと風とおしのよい場所を好みます。暖かい地域では軽い霜よけで冬越しができ、草丈も低いので、今では寄せ植えに欠かせない品種です。暖かい地域では秋まきにしますが、発芽温度は15~20℃とやや低いです。
発芽適温は15~20℃ですが、低い温度の方が発芽がよいので、暖かい地域ではススキの穂が盛りのころ、寒い地域では桜の便りが聞かれるころにタネまきします。タネは小さく細かいので風で飛ばされないように注意します。ピートバンや播種箱に清潔な用土を入れ、タネが重ならないようにバラまきにした後、タネが隠れる程度の土をかぶせ、ゆっくりと丁寧に水やりします。ハガキなどの厚紙を半分に折ってタネを置き手の甲を軽くたたきながらタネを落すと比較的均等にまくことができます。本葉が2~3枚になったころ肥沃な土を入れた小鉢に植え替えます。植えつけは日当たりと水はけのよい場所に1㎡当たり完熟堆肥約5kg、化成肥料約50g(約2握り)をすき込み、株間は約20cmにします。コンテナでは60cmの大きさで3~5株が標準です。
比較的低い温度で発芽するので、秋まきでは木陰の風とおしのよいところで発芽させます。発芽後は風とおしのよいところで水やりを控えて健康な苗に育てます。秋植えでは早めに終わらせ、寒さの厳しいときは霜よけをすると安心です。花壇植えでは広がるような草姿になるので、寄せ植えなど株間を十分にとります。
植えつけのとき、ヨトウムシやネキリムシに注意します。ヨトウムシやネキリムシは昼間は土の中にいます。食害にあった株元を注意して掘ると見つけることができます。春の気温上昇とともにアブラムシがつくので定期的に薬剤散布します。
草丈約20cm、花径約3cmの純白の花は、花壇でもコンテナでも寄せ植えにすると互いが競い合うようで見事です。
品目 | クリサンセマム |
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原産地 | 北アフリカ ヨーロッパ |
科・属名 | キク科レウカンテムム属 |
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