「サルビア ファリナセア シリーズの特徴や育て方のポイントをご紹介」
ファリナセアはブルーサルビアとも呼ばれ、暑さに強く丈夫でつくりやすい品種です。霜が降りるころまで咲きつづけます。
桜の咲くころがタネまきの適期ですが、夜間冷えるときは保温して速やかに発芽させます。清潔で水はけのよい土を使い、128穴のセルトレーでは2粒ずつ、播種箱ではタネが重ならないようにバラまきにして5mmほどの土をかぶせ、たっぷりと水やりします。発芽後は暖かい場所で乾かさないように管理します。本葉が2~3枚になったころ、肥沃で水はけのよい土を入れた小鉢に植え替えます。植えつけは日当たりと水はけのよい場所に1㎡当たり完熟堆肥約5kg、腐葉土約1/3袋の有機質に加え、化成肥料約50g(約2握り)、苦土石灰200gほどを入れ、深く耕し株間約30cmで植えます。
タネまき用土、植え替えの用土 、植えつけ場所も、水もちと水はけをよくします。小鉢の管理は、日当たりと風とおしのよい場所で苗が徒長しないようにします。植えつけ前に4~5節のところで摘芯して植えると分枝がそろい、初期のころからボリューム感が出ます。60cmの大型のプランターでは3株、18cm鉢では1株植えが標準です。培養土に腐葉土と赤玉土の小粒を各20%ほど混ぜた土を使うと、水もちと水はけがよくなります。開花期間が長いので、月に1度追肥します。
気温の上昇とともにアブラムシやアオムシがつくので、定期的に薬剤散布します。
暑い季節のブルーは涼しげな印象を受けます。環境がよいと草丈50cm以上に伸び、風に揺らぐさまは趣があります。サルビアはこのファリナセア(ブルーサルビア)のほかにスプレンデンス(一般的なサルビア)、コクシネア(紅花サルビア)があり、サルビアミックスの寄せ植えも楽しいものです。
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品種名 | サルビア ファリナセア ストラータ |
ポイント | 白い花穂に対して青紫色の花弁 |
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品種名 | サルビア ファリナセア ビクトリアブルー |
ポイント | ラベンダーに似た花穂 |
品目 | サルビア |
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原産地 | 北アメリカ |
科・属名 | シソ科サルビア属 |
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