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サカタ交配

カボチャ 「プッチィーニ」

品目 カボチャ
原産地 北アメリカ
科・属名 ウリ科カボチャ属

甘くておいしい淡い黄橙色のかわいいミニカボチャ

特性

1. 草勢が強く耐暑性があるので、低温期を除けばいつでも安定した栽培が可能。
2. 果実は200~300g、淡い黄橙色の地にオレンジ色の縦縞模様が入る。肉質は紛質で甘みがありおいしい。
3. 雌花率が高く、1つるに3~4果連続着果する。肥大が早く、播種してから90日前後で収穫可能。
4. 日持ちがよく、通常室内で2~3カ月は貯蔵可能。飾りカボチャとしても好適。

適応性

温暖地の無加温ハウス栽培で2月中旬、トンネル栽培だと3月上旬からハウスの7月下旬まで播種できます。露地栽培は4月上旬~6月下旬まきができます。

播種

小ぶりでしっかりした苗をつくるため培養土は肥料分の少ないものを使います。播種は8㎝×2㎝で予措はせず直接播種したほうがよいです。
 発芽温度は28~30℃。発芽後22℃とし、子葉が展開したら10.5㎝ポットに移植します。

育苗・育苗管理

低温期は雄花が十分に発育せず花粉が出ないことがあるので、本葉1.5枚までは最低気温は15℃を確保し、定植前10℃以下にならないようにします。
播種後30~35日で本葉4枚程度になったら定植します。

定植準備

草勢が強いと果実が大きくなりすぎ商品価値が下がるので、元肥は10a当たり成分量で窒素8~12㎏、リン酸15㎏、カリ10㎏を標準とします。残効肥料のある圃場では元肥を減らします。

定植および定植後の管理

乾いた圃場はあらかじめ十分な灌水を行い、畝立て後表面がうっすら乾いてからマルチをします。地温15℃、最低気温10℃が保てる条件で定植します。定植後なじみ水を行いスムーズな活着をうながします。
栽植本数は地ばいで子づる2~3本仕立てで畝間×株間2.0~2.5m×0.8~1.0m、つるの間隔30cm前後(10a当たり500株)を標準とします。本葉4枚が展開したころ、5~6節を残して主枝を摘芯します。

整枝方法

勢いのそろった側枝を2~3本伸ばして主づるとします。茎が折れやすいので風にまわされないように、つるの扱いに注意します。雄花は最初から残しておきます。

着果

果実の大きさを抑え、そろいをよくするため、10節目から着果させます。できるだけ連続4果着果させるのがよいです。
着果は時期によっては訪花昆虫でよいですが、より確実な着果を得るため、ミツバチの放飼や人工交配を行います。

収穫

開花後40日前後で収穫できます。果皮が淡黄色から淡い黄橙色に変わり、オレンジ色の縦じまがはっきりしてきたら収穫適期です。

作型図