ブロッコリーってどんな野菜? ブロッコリーってどんな野菜?

ブロッコリーってどんな野菜? ブロッコリーってどんな野菜?

ブロッコリー

学名・分類

学名 Brassica oleracea
L.var.itarica Plen
和名/別名 ブロッコリー
英名 broccoli、Sprouting broccoli、
Italian broccoli
植物分類 アブラナ科アブラナ属

カリフラワーや
キャベツの仲間だよ!

ブロッコリー花蕾 茎 葉を切った跡

ブロッコリーのつくり

私たちが普段食べているのはブロッコリーの
蕾(つぼみ)と茎の部分です。
大きなドーム状の部分を「花蕾(からい) 」と呼びます。
ブロッコリーの花蕾は、「花序(かじょ)」と呼ばれる小さな小さな蕾の集まりがさらに集まることでできています。

お花が咲く前のつぼみを
食べているんだね

花蕾を拡大すると 花蕾を拡大すると

いったい何個のつぼみが
集まっているのかな!

ブロッコリー畑 ブロッコリーの草姿

ブロッコリーのすがた

一般的にブロッコリーは1つの株から
1つの大きな花蕾が収穫されます。
株の中央、先端部分に花蕾が見えます。

つぼみは大きな葉っぱに
守られているね!

ブロッコリーができるまで ブロッコリーができるまで

播種
(タネまき)

育苗

定植
(植え付け)

収穫

STEP1 播種(タネまき)

ブロッコリーのタネ(種子)

ブロッコリーのタネの大きさは
1粒およそ1.5~2.5㎜。
色は明るい茶色から黒っぽい色までさまざまです。

STEP2 育苗

ブロッコリーの芽

発芽してすぐのブロッコリーの幼い芽(スプラウト)は栄養価が高く、「ブロッコリースプラウト」としても人気です。

ブロッコリーの育苗と定植

ブロッコリーは直接畑にタネをまかずに、別の場所で苗を育てて(育苗)から畑に植え付ける(定植)ことが一般的です。発芽したての時期は、天候や気温、病気・害虫などの影響を受けやすいため、ある程度の大きさになるまで育苗し、丈夫な苗を定植することで、その後の生育を順調にし、均一にそろえることができます。昔から「苗半作」という言葉があるように、苗の状態は農作物のできの半分を決める重要な要素となります。

STEP3 定植(植え付け)

ブロッコリーの成長と花芽分化

ブロッコリーの苗を畑に定植してから、次々と葉が展開し、大きく成長していきます。(栄養 生長)ある程度の大きさになったころに低温に当たることで花芽分化が起こります。花芽分化が起こると、主軸の先端に花蕾が形成され、花蕾の成長が進みます。(生殖生長)

ブロッコリーの収穫

栽培時期や品種にもよりますが、早生品種の場合、タネをまいてからおよそ90日で収穫することができます。

STEP4 収穫

ブロッコリーの花

ブロッコリーの花

ブロッコリーは収穫せずに置いておくと、
小さな黄色い花をたくさん咲かせます。
花が咲いてしまうと野菜としての品質は落ちてしまいます。

ブロッコリーの花言葉は
「小さな幸せ」なんだって!