「フォーチュン ベゴニア」は、春だけでなく秋から冬まで楽しめる、豪華な花が特長の球根ベゴニアです。
パンジーシーズンが始まるお彼岸の頃から霜が降りる時期まで、「フォーチュン ベゴニア」は次々と花を咲かせ続け、人々を魅了します。
今までの球根ベゴニアは春に楽しむのが基本でしたが、「フォーチュン ベゴニア」は、秋の低温・短日期に花が咲きやすい特長があり、秋から冬まで楽しむことができます。
気温の高い時期の花はやや小さめですが、秋が深まり気温が下がるほど、花は大きくなり色も鮮やかになっていきます。
1輪の花持ちが9月の終わりは1週間程度だったものが、晩秋に入ると1カ月近く咲くようになります。
他の球根ベゴニアが咲きにくい秋にも「フォーチュン ベゴニア」はモリモリと花芽を付け、たくさんの花を咲かせます。
さらに、温度が下がるにつれてますます色鮮やかで豪華な花を咲かせますので、秋の園芸にピッタリです!
花は雄、雌がある雌雄異花!
ベゴニアは葉腋(ようえき)から花房を伸ばし雄花と雌花を咲かせます。
雄花は雄しべが花弁化し八重になり、雌花には子房があり一重の花になります。
「フォーチュンベゴニア」は1株で2種類の花を楽しむことができます。
カラーバリエーションが豊富な「フォーチュン ベゴニア」。
開花始めは花径6cm程度ですが、気温が下がるにつれて花が大きくなり、色も鮮やかになります。
お好みのカラーで花壇や寄せ植えをお楽しみください。
サーモンバイカラー
スカーレットレッド
ピンク
ホワイト
ディープレッド
オレンジシェード
イエロー
球根ベゴニアはもともと崖に生息している植物なので、根は横に伸び、下にはあまり発達しません。そのため、ポットの根鉢を崩さずに深く植えないように注意してください。
5号鉢に1株を植え付けるのが目安です。植え付けの間隔は、コンテナは10cm、花壇では15cmほどにしましょう。
また、壁掛けやハンギングにも適しています。
日当たりのよい場所から半日陰まで置くことができます。
大輪の豪華な花ですが、 雨風に強く元気に咲き続けます。置き場所は、屋外の風通しのよい場所が適しています。
室内では明るい窓辺に置いてください。
●水やり
水はけがよい場所を好みます。やや乾燥気味に育てましょう。
鉢土の表面が乾いてから与えてください。
●肥料
液肥なら週1回、固形肥料なら月1回少量与えましょう。
●病害虫
病害虫はほとんど心配ありませんが、秋の早い時期にはヨトウムシなどに注意が必要です。
葉が食べられているような場合は、捕殺などをして被害を防ぎましょう。