ハクサイ 桜月
石灰欠乏症に非常に強く肥大性に優れる晩抽性の春ハクサイ
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 春まきで定植後63日程度で収穫できる早生品種。
● 外葉は濃緑で頭部はよく包被する。球形は胴張りする砲弾形で、肥大性に優れ、球長28cm前後、球重3.0kg前後になる。
● 球内色は全体に黄色が回り、カット販売の商品性が高い。
● 晩抽性があり、結球性も安定している。
● 石灰欠乏症によるチップバーンやアンコに非常に強い。
● 幅広いレースの根こぶ病に耐病性を持つ。
※根こぶ病のレースや菌密度によって発病する場合があります。
適応性
温産地は、12月20日~翌年1月20日播種、4月上旬~5月上旬収穫、高・冷涼地は、2月下旬~4月下旬播種、5月下旬~7月上旬収穫に適します。
晩抽性で肥大力があり、石灰欠乏症に非常に強く、さまざまな病気に対し比較的強いので、安定した収穫が見込めます。
施肥
吸肥力が強い品種なので、ゴマ症や芯空洞症を避けるために元肥は抑え気味にし、追肥は2~3回に分けて施します。 石灰欠乏症に強い品種ですが、窒素またはカリの過多、過乾燥、過湿によって石灰欠乏症が発生する場合があります。これを防ぐには根張りをよくすることが大切です。
栽培のポイント
晩抽性品種ですが、極端な早まき、育苗時の低温、老化苗の定植、活着不良、定植後の管理や天候などにより、抽苔する場合があるので注意します。
収獲
55~60日型の一般的な早生品種と比較すると、結球は数日遅くなります。春ハクサイの中では、比較的在圃性がある品種ですが、過度な収穫遅れはゴマ症や芯空洞症、球内の褪色の原因になるので厳禁です。肥大力がある品種なので、肥料過多や5月以降の急激に温度が上昇する時期に芯空洞症が発生する場合があります。