キンギョソウ(金魚草) 「キンギョソウ アスリート シリーズ」
特長
当社育成の、一代交配の極早生I~II型品種です。開花の早生性、茎伸長性にすぐれた品種で早期よりボリュームある採花も望めます。また、採花以降の開花も早く、豊産型の品種です。寒地の早出し、暖地の年内出荷、抑制栽培など幅広い作型に対応可能です。
※花芽分化期の極端な高温、または低温で奇形花が発生することがあるので、注意してください。
用途
切り花
作型
施設内での夏から冬まきによる、冬から初夏出荷が基準です。地域により作型が異なります。
播種
発芽適温20℃前後、発芽日数5~7日。好光性。
播種専用培養土を使用し、セルトレーまきまたは直まきです。
覆土が必要です。
育苗
生育適温15~20℃。
真夏は温度が低めで、日当りのよい環境で育苗してください。
定植
12cmの株間が標準です。
培養土
定植床には完熟堆肥などの有機質を入れ土壌消毒が理想で、土壌改良剤を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある培養土を使用します。
肥料
作型・栽培環境により肥料の効果が異なります。適宜に変え、冬期低温管理では控えめにしてください。
前作の肥料残効量を考慮し、EC0.5程度を目安とします。
吸肥力が強い、基肥は控えめに施し、前作の植物によっては無肥料です。
多肥栽培では葉がしげり、草姿が乱れやすいので注意してください。
株の状態で判断し、「サカタマモル 鉄力あくあ®F10」「サカタマモル ネイチャーエイド」「サカタマモル ホストップ」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
作型により栽培・管理は異なりますが、摘芯による秋から春の数回切りが基本です。
セルトレーまき育苗管理が基本です。
発芽適温は20℃前後です。好光性のため覆土はしないかごく薄くかけます。
生育適温15~20℃。真夏育苗は温度を下げる工夫が望ましいです。
定植床は病気を予防するため、土壌消毒が理想です。
灌水は表土が乾いたら行い、後半は控えめにしてください。過湿では枝がやわらかく大株となります。
摘芯栽培では定植後本葉4枚で処理します。
病虫害
立枯病・ボトリチス病など。
アブラムシ、スリップス、ダニなどの害虫には、薬剤散布による駆除が必要です。
出荷
適度な開花後より出荷可能です。
備考
地域・作型により栽培管理は大きく異なります。
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | アスリート パープル |
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商品名 | アスリート イエロー |
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商品名 | アスリート ブライトピンク |
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商品名 | アスリート ホワイト |
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商品名 | アスリート レッド |
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商品名 | アスリート ミックス |
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