マツバボタン(松葉牡丹) 「マツバボタン ソーラーキッズ シリーズ」
特長
一代交配の極早生品種です。コンパクトな草姿で、株ぞろいもきわめてよく、ポットや鉢出荷に適し、多粒まき栽培が好適です。ポット出荷では栽培管理期間60日以内が標準となります。終日咲き性にすぐれており、花が閉じにくいです。
用途
ポット苗、鉢物
作型
加温施設内春まき初夏出荷から、無加温施設内初夏まき夏出荷が基準です。
播種
春~夏。発芽適温20~25℃、発芽日数7日。好光性種子。
播種専用培養土を使用し、セルトレーまたはポット直まきです。
育苗
栽培適温25℃前後。
一般草花用培養土、または消毒済み用土に土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある培養土を使用します。
定植
開花ポット苗では、9~10.5cmポットに数株が標準です。
開花鉢では、4~5号鉢に数株が標準です。
肥料
草花一般施肥。肥料が多いと草姿が乱れます。
株の状態で判断し、「サカタマモル 鉄力あくあ®F10」「サカタマモル ネイチャーエイド」「サカタマモル ホストップ」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
高温性1年草です。25℃程度で発芽させます。1週間程度で発芽します。
発芽後は過湿を抑え、徒長や立ち枯れなどの病気を避け、日当たりのよい環境で管理してください。
栽培温度は、最低気温12℃以上が理想です。
低温期間の冷水灌水に注意し、水温15℃以上を保ちます。
育苗中は、灌水代わりに適宜薄い液肥を施してください。
高温と乾燥には強いですが、低温と過湿には注意してください。
過湿管理では生育が極端に悪くなり病気発生の誘因となります。
育苗期間中は温度、灌水、株間などでコントロールし、丈の伸びを防いでください。
病虫害
うどんこ病、立枯病、ボトリチス病など。
全栽培期間を通し、アブラムシ、スリップス、ハダニなどに注意してください。
出荷
開花後、ポットに対して適度な株となってから出荷可能です。
備考
高温と乾燥に強いですが、低温と過湿には弱く、過湿管理では生育が極端に悪くなります。
花径
約5cm
開花までの日長
中日
タネまきから出荷までの目安
65日
◎植栽現場の声
水やりの頻度が少なく、管理の手間が省けた。
◎マツバボタン比較
「ソーラーキッズ」シリーズはきれいに一面を覆います。
◎「ソーラーキッズ」シリーズの生育過程
生育スピードが早いです。