ジニア(百日草) 「ジニア プロフュージョン(ダブルタイプ)シリーズ」
特長
当社育成の、うどんこ病や斑点細菌病に強く、丈夫で育てやすい品種です。
株元より多くの分枝が発生、半球状の草姿となる、わい性品種です。花径6cmほどで、花つき、花もちもよいです。
※若干、異形個体の発生があります。
用途
開花鉢、ポット苗
作型
春まき初夏出荷から夏まき秋出荷。
播種
春~夏。
発芽適温20~25℃・発芽日数5~7日。
播種専用培養土を使用し、セルトレーまたは箱まきです。。
育苗
栽培適温20~25℃。
一般草花用培養土、または消毒済み用土に土壌改良材を加え、よくなじませた保水、排水性よく活性力のある培養土を使用します。
定植
開花鉢では、4~5号鉢に1株が標準です。
開花ポット苗では、9~10.5cmポットに1株が標準です。
肥料
草花一般施肥。
株の状態で判断し、「サカタマモル 鉄力あくあ®F10」「サカタマモル ネイチャーエイド」「サカタマモル ホストップ」などの液肥でコントロールしてください。
栽培
比較的高温を好む一年草で、短日では花芽が優先されるため、3月からのタネまきが基本です。
農電マットなどを使用し、20℃以上で発芽させます。1週間程度で発芽します。
栽培温度は最低気温12℃以上を守り、地温20℃以上が理想です。
発芽後は水を控え、徒長や立ち枯れなどの病気を避け、日当たりのよい環境で管理してください。
発芽後、本葉展開で移植し、セルトレーではセルの大きさにより対応してください。
育苗中は灌水代わりに適宜に薄い液肥を施します。栄養不足では花色も悪くなるので注意してください。
低温、過湿には注意してください。生育が極端に悪くなり、病気発生の誘因となります。
1ポット1株です。ポットでは摘芯または無摘芯で、鉢出荷では摘芯栽培が向きます。
育苗期間中は温度、灌水、株間などでコントロールし草丈の伸びを防いでください。
わい化剤処理も効果があります。
病虫害
疫病、立枯病、ウイルスなど。
全栽培期間を通し、アブラムシ、スリップス、オンシツコナジラミ、ハダニに注意してください。
出荷
ラベル苗、または天花開花時から出荷可能です。
備考
短日期栽培では花芽分化が促進し、貧弱な株開花となるので注意してください。
◎植栽現場の声
<シングルタイプ>
セルフクリーニングの性質があり、うどんこ病や斑点細菌病に強く、管理の手間が省けるのでとても使いやすかった。開花期間が長いので、長期間楽しめた。はっきりした色が豊富で、コントラストを出したい花壇におすすめ。わい化剤を使用していない株は生育旺盛で非常に見応えがある。高温短日に向かう時期にタネをまくと、1カ月程度で苗ができるため、秋の使用にもすぐ対応できてよかった。中でも「レッド」は色あせしにくかった。
<ダブルタイプ>
プロフュージョンのシングルと合わせて使ってもよい。中でも「ダブル ホットチェリー」は色あせしにくかった。
暖地での栽培の致命傷であるうどんこ病や斑点細菌病に強く、丈夫で育てやすい。
◎ジニア 色あせ比較
◎トピックス
「プロフュージョン オレンジ」は2016年、将来的な宇宙での野菜つくりに関する実験の一環として、国際宇宙ステーション(ISS)内で栽培し、開花した品種です。
◎「プロフュージョン」シリーズの植栽事例
作型図
シリーズ商品の紹介
商品名 | プロフュージョン ダブル ホワイト |
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商品名 | プロフュージョン ダブル イエロー |
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商品名 | プロフュージョン ダブル レッド |
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商品名 | プロフュージョン ダブル ディープサーモン |
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商品名 | プロフュージョン ダブル ホットチェリー |
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商品名 | プロフュージョン ダブル ミックス |
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商品名 | プロフュージョン ダブル ゴールデン(ver.2) |
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商品名 | プロフュージョン ダブル ファイアー(ver.2) |
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