カブ 二刀
食味・品質がよく、耐病性に優れる春・秋どり用小カブ
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 生育は中早生で、秋まき年内収穫および冬まき春収穫に適する(関東温暖地基準)。
● 根部は肥大やや早く、尻がまとまる。ひげ根は少ない。
● 肌は白色でテリがある。割れにくく、収穫後の肌の変色などに強い。
● 肉質は緻密で、す入りが遅い。
● クセが少なく甘みが強いため、食味が非常に優れる。
● 草姿は立性で、葉の大きさは中程度。葉軸は太くしなやかで結束しやすい。
● 白さび病、萎黄病に耐病性がある。
● 根こぶ病には従来よりも幅広いレースに耐病性がある。
※レースや菌密度によっては発病する場合がある。
適応性
露地では9月上旬~11月上旬まきおよび1月中旬~3月下旬まきに適します(関東一般地基準)。冬から春に向けて温度が上がっていく作型でも玉の変形、裂根が少なくじっくり肥大するため、在圃性のよさを発揮できることに加えて、春や秋に発生しやすい白さび病への耐病性が非常に優れており、特に2月まき春どりの作型に適します。
一方、厳寒期の収穫では、玉の肥大が緩慢になる恐れがあるため、ハウスや保温被覆資材を利用して栽培します。極端な乾燥や高温・低温は、玉の変形や生育不良の原因となるので注意します。
播種
栽植密度は15×15cmを標準とし、高温期は若干広めに栽培します。 低温期の播種では被覆資材などを用いてしっかりと保温・保湿し、初期生育を順調にそろえることで、その後の生育・玉肥大につながります。
施肥
施肥量は元肥中心に10aあたり成分量で窒素、リン酸、カリそれぞれ8kgを基準とします。また、高温期は5割減、低温期は2割増で施肥します。
栽培のポイント
低温期の播種では被覆資材などを用いてしっかりと保温・保湿し、初期生育を順調にそろえることで、その後の生育・玉肥大につながります。
収獲
す入りが遅い品種ですが、温度上昇期における極端な収穫遅れは品質の低下を招きやすいため、適時収獲を心掛けます。