ミニトマト キャロルムーン
収量性、秀品率が特に優れる栽培しやすいミニトマト
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 萎凋病(F:R-1,2)、根腐萎凋病、ToMV(Tm-2型)、葉かび病、斑点病に抵抗性のミニトマト。
● 草勢は強く、節間が詰まるが、異常茎の発生が少なく栽培しやすい。
● 果皮が薄く、果肉が厚いので、裂果の発生が少ない。甘みと酸味のバランスがよく、食味が極めてよい。
● 肩部のベースグリーンがないので、黄変果の発生が少なく、果実の色回りがよい。
● 下段から花数が適度で花房が安定し、摘花作業を軽減できる。
適応性
夏秋栽培に最も適し抑制、促成栽培も可能です。
定植
定植は第1花開花ごろを基本とし、極端な若苗定植は避けます。
標準元肥量※圃場により異なります
元肥は、10a当たり成分量で窒素12~15kg、リン酸15~20kg、カリ15~20kgを標準とします。
灌水
灌水は、第1段着果から果実肥大期ごろを目安に行い、初期からスムーズに生育させます。
追肥
追肥は3~4段花房開花ごろを目安に草勢を見て行います。
管理
草勢はやや強めでスタミナのある品種ですが、着果性に優れ、低段からの果実の肥大もよいので、草勢の維持がポイントとなります。 花数が安定しているので、摘花作業を軽減できます。低段の花数を確保するため、若干若苗定植にするとよいです。
収獲
裂果に強く、果肉が厚く、日持ち性がよいので、通常は赤熟収穫を心掛けます。しかし、温度低下期に降雨があると裂果しやすくなります。降雨日の翌日に裂果の発生が多くなるので、なるべく降雨日に収穫を済ませるようにします。
栽培のポイント
高温期の窒素過多により、芯腐れ果が発生することがあるので、抑制栽培の元肥は極力少なめとし、追肥も一回の窒素成分を控えるようにします。 低温期に果実に光が当たらないと、果実の尻部の色まわりが悪くなることがあるので、過繁茂の場合は適宜摘葉を行い、果実全体に温度がかかるようにします。 高温、乾燥により果実のへた落ち部分がやや大きくなることがあります。
病害虫防除
近年問題となっている黄化葉巻病(TYLCV)、うどんこ病、すすかび病に対する抵抗性はないので、防除を徹底します。灰色かび病に対しては、適宜予防薬を散布し防除に努めます。 青枯病の汚染圃場では「グランシールド」、「アシスト」などを用いて接木栽培を行います。