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エダマメ 「天ヶ峰」

3粒莢が多い極早生白毛の豊産品種

特性

1.スマートで豊円な3粒莢が多く、極早生タイプのうちでは抜群の収量が上がり、安心してつくれます。
2.枝ごと束ねて出荷する方法と、莢を手もぎする方法との両方に向きます。
3.ハウス・トンネル栽培用ですが、露地早出し用にも使用できます。

適応性

ハウス栽培からトンネル栽培、マルチ栽培のできる早出し用品種ですが、ハウス・トンネル栽培では、生育期間中におけるトンネル内の温度の急激な上昇や、多湿のための徒長に注意します。徒長すると莢つきが不ぞろいとなり、結束に多くの労力がかかるようになります。

播種

播種するころは、温度の低い時期なので、地温を上げたり保温をしたりして、発芽を促進させます。生育のそろった均一な苗が得られるような保温育苗をするとよいです。

定植および定植後の管理

播種して3~4週間後、第1葉が展開しかかったころに、ハウス、トンネル栽培の場合は畝幅45㎝、株間15㎝に1株2本植とし、マルチ栽培の場合は1株1本植がよいです。

施肥と管理

前作の残効を考えて施肥しなければなりませんが、少肥では草丈が伸びず着莢もわるく、多肥では徒長つる化し収量が落ちます。施肥量の一例を挙げると、ハウスやトンネル栽培では成分量で窒素5~10㎏、リン酸15㎏、カリ15㎏、マルチ栽培の場合は窒素8~12㎏と多少多めにしたほうがよいです。元肥は全面散布して耕します。
トンネル栽培では、換気に気をつけないと、どうしても徒長しがちとなりますが、穴あきトンネルを使用すると換気の手間も省け、栽培もしやすいです。

病害虫防除

虫害として、アブラムシ、カメムシ、ハダニ類などがあります。それぞれ早めの防除を心がけるようにします。病害についてはモザイク病、べと病、斑点細菌病などがあり、これらについても同様に早期防除を心がけます。

収穫

エダマメの生産でもっとも労力を必要とするもので、収穫は適期を逃さぬよう労力に合わせて作付けしなければなりません。出荷方法は産地による差がありますが、黄化葉・病葉・不稔莢・一粒莢を取り除き、基準に合わせた出荷方法をとればよいです。

作型図