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エダマメ 「とびきり」

PVP品種名:SAKSOY007 ※海外持出禁止(農林水産大臣公示有)

品目 エダマメ
原産地 中国
科・属名 マメ科ダイズ属
受賞歴 第67回全日本野菜品種審査会一等特別賞受賞 農林水産大臣賞(千葉県)受賞

白毛で3粒莢率が高い「とびきり」多収の中早生エダマメ

特性

1.83~84日タイプ(関東標準)の中早生品種。3粒莢率が高く、爽やかで飽きのこない味の中早生レギュラータイプ。
2.高温下でも着莢が安定し、シイナなどの下物率が低く、多収。
3.立性で倒伏に強い。
4.露地トンネルから露地栽培までと作型適応性が広い。
5.葉が小葉で少なめなので、日の光が中まで入り、薬散の際にも内側まで薬剤がしっかりとかかりやすい。

適応性

一般地、暖地の露地トンネル栽培〜高冷地・冷涼地の露地栽培まで適応する。極端な早まきは樹ボケをするおそれがあるので注意する。特に露地栽培で高い能力を発揮する。

畑づくり(圃場準備)

エダマメは連作障害が出やすいので、同じ圃場での栽培はできるだけ避けます。圃場の準備は早めに完熟堆肥、石灰の全量を施し、通気性のよい土づくりを心がけます。施肥量は圃場の肥沃度や作型などにもよりますが、10aあたり窒素5〜7kg、リン酸8〜12kg、カリ10〜15kg程度を標準とします。追肥は開花期から着莢期に施すと子実の太りや莢色がよくなります。施肥量は10aあたり窒素、カリ各2kg程度を目安とし、草勢を見ながら調整します。

播種と育苗

ハウス栽培やトンネル栽培などの地温が上がらない時期では、育苗を行い、移植栽培とします。発芽適温は25℃前後。発芽後は十分に換気を行い、床温を15℃程度まで下げ、徒長させないように注意します。露地栽培で直播する場合は、遅霜の心配がなくなってから播種します。株間25〜30cm、1穴3〜4粒まきを目安とします。間引きは第1本葉がわずかに出たころに行い、根元を切り取るなどして、根を痛めないように1〜2本仕立てにします。

定植および定植後の管理

初生葉が展開し、本葉が見えたころが定植の適期です。栽植距離はハウス、トンネル栽培の場合は、株間25〜30cm、1穴3〜4粒まきを目安とします。間引きは第1本葉がわずかに出たころに行い、根元を切り取るなどして、根を傷めないように1〜2本立てにします。

収穫

高品質エダマメを収穫するためにも適期収穫を心がけます。収穫は品温が上がらない午前中に行い、調整は涼しいところで行います。

作型図