春どり一本ねぎ 「春扇」
ねぎ坊主がきわめて出にくい
特長
ネギ坊主になるのが極めて遅いため、春~初夏どりできる、画期的な合黒系の一本太ネギです。繊維質が少なく、肉厚で食味がよく、たっぷり採れます。
タネまき
苗床に深さ約1cm、間隔10cmで作った溝に、スジまきし、土をかけ軽く押さえます。本葉1~2枚で間引き、株間を3cmにします。草丈30cm程度、太さが鉛筆程度の苗にします。
栽培管理
引き抜いた苗を、うね間90cm、深さ15~20cmの溝に、襟部が埋まらないように株間5cm間隔で植えつけます。追肥と土寄せは3~4回行い、最後は葉が集まっている首元まで土寄せのみ行います。
収穫
最後の土寄せから30~40日が過ぎたころに収穫をはじめます。うねの端から土を崩して必要な分だけ堀りとります。とり遅れると、葉の枯れや首割れなどにつながるので注意します。
注意事項
温暖地、暖地での9月下旬~10月初旬まきトンネル栽培と10月まきでトンネルをしない栽培の場合、栽培状況によってはとう立ちする可能性がございます。