ホウレンソウ トリトン
多収型で晩抽性に優れるホウレンソウ
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 晩抽性の交配品種で、べと病R-1〜9、11〜16、18〜20に抵抗性、萎凋病に耐病性がある。
● 濃緑、平滑な広葉で、葉先がやや尖り、浅く欠刻が入る。
● 株張りがよく葉軸が太くなるため、収量性が高い。
● 晩抽性品種としては、立性で草姿がよく、収穫作業性が優れる。
● 収穫期前後の生育速度が比較的ゆっくりしているため在圃性がある。
適応性
本品種は抽苔が安定しており、長日による抽苔が問題になる初夏まきでも安心して栽培できます。また、強度の萎凋病耐病性を持っているので安定した出荷が可能です。ただし、高温条件下では生育が遅延、停止することがあるので、無理に作型を遅らせないよう心掛けます。
播種
条間15~20cm、株間5~7cmのスジまきとします。
栽培のポイント
徒長しにくい品種なので、通常よりやや圃場水分が多くなるように管理して、スムーズに伸ばす栽培が適します。生育が遅延することがあるので、生育途中での極端な乾燥は避けます。 気温の高い時期は生育期間中も遮光資材を利用することで栽培管理がかなり楽になります。
病害虫防除
萎凋病に対して耐病性はありますが、連作圃場の高温期の作型では土壌消毒を行うことが望まれます。
その他ホウレンソウ一般に関する注意事項
近年、ホウレンソウべと病のレース分化が著しく早まっています。いつ、さらなる新レースが発生してもおかしくない状況です。品種の抵抗性だけに頼らず、予防のための薬剤散布など化学的防除や、適切な換気など耕種的防除を組み合わせるよう心掛けます。 アブラムシ、アザミウマなどが発生しやすいので防除を行います。また最近はこの作型でもケナガコナダニの被害が増加しています。被害に気づいた後の防除では、手遅れになる場合がほとんどです。過去に発生の見られた圃場では、必ず生育初期に予防的な防除を徹底します。
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