ブロッコリー グランドーム
花蕾の品質安定性、肥大性が優れる中晩生ブロッコリー
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 播種後115〜120日で収穫できる中晩生品種。
● 草勢は旺盛で、根張りが強く耐湿性がある。側枝は少ない。
● 花蕾は肥大性に優れるスムーズな豊円形で、締まりがよく小粒で濃緑色。
● 生育のそろいがよく、秀品率が高い。
● 夏まき年内どりのほか、低温に鈍感でボトニングになりにくいため、冬春まき栽培にも適する。
適応性
温暖地の7月中旬〜8月上旬まき11〜12月どり、暖地の8月上〜下旬まき12〜1月どりが、最適作型です。十分な葉枚数を確保してから花芽が形成されるじっくり型の品種のため、関東近辺や日本海側など秋が短い地域では、肥大期の極端な低温による収穫期の遅延が見られる場合があるので、早まき栽培がおすすめです。
一方初期生育での低温によるボトニングに対しても強いので、温暖地の1月中旬〜2月上旬まき、初夏どり栽培も可能です。ただし、花芽形成後の高温は、花蕾生育に障害を発生させる場合があるので、極端な遅まき栽培は避け、遅くとも5月下旬ごろまでには収穫を終えるようにします。
なお、高・冷涼地の6月下旬〜7月上旬まき10月中旬〜11月中旬どりにも適しますが、収穫期幅が狭いので注意が必要です。
栽培のポイント
● 極端な低温や乾燥が続くと収穫が遅れる場合があるので、極端な遅まきを避け、乾燥時には灌水などで生育の促進をはかる。
施肥
元来この品種は、草勢強く、吸肥力も強いため、多肥条件下では過繁茂による病気の助長や急激な生育による茎の空洞症が発生する場合があるので、株をコンパクトに作るよう、各圃場の地力に合わせた施肥設計を行うことが大切です。
定植・定植後の管理
急激に肥料が効いて生育過多にならないように注意しながら、生育状況に合わせて出蕾前に追肥を2〜3回程度施します。一方花蕾肥大期の完全な肥料切れは、花蕾の小玉化、アントシアンの発生につながるので、最後まで肥料を切らさないように管理することも大切です。 株をコンパクトに作る意味では、大苗定植のほうが向いていますが、セル育苗でも特に問題はありません。冬まき・早春定植の場合は、ビニールトンネルやマルチなど被覆資材を使用すると、収穫期が早まり花芽分化後の高温障害を避けるのに効果的です。
収獲
秋冬どりでは、低温によりアントシアンが発生する場合があるので、適期収穫を心掛けます。
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