キャベツ 藍天
高温期に強い、おいしいキャベツ
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
●「新藍」より約10日早い中早生から中生品種(定植後60〜65日)。
● 石灰欠乏症などの生理障害に強く、高温期に栽培しやすい。萎黄病抵抗性、黒腐病耐病性。
●「新藍」と同様に甘みがあり食味がよい。肉質はしっかりしていて、歯切れよく、食感は滑らかでゴワゴワ感が少ない。
● 歩留まりよく、加工・業務用に適する。高温期でも腐れや裂球が遅いため、大玉での収穫が可能。玉ぞろいがよく、一斉収穫に適する。
● 暑さに強いので、高冷地の夏どり、温暖地・暖地の初秋どりに適する。低温期には結球が緩くなる。
適応性
・寒地・寒冷地
4~5月まき8~9月どりに適します。
・温暖地・暖地
6月中旬まき~7月下旬まき9月中旬~11月中旬どり
施肥
元肥をしっかりと効かせて、早い時期から大きさのそろった外葉を作ることにより、収穫時の玉ぞろいが格段によくなります。逆に生育初期の不ぞろいは生育後期まで影響するため注意します。
播種・育苗
温暖地・暖地の夏まきでは、高温期に播種をするため、なるべく涼しい時間帯(朝か夕方)に播種・灌水を行い、子葉が展開するまでの期間は、日中にネットや新聞紙で遮光して温度が上がり過ぎないようにすると、発芽のそろいがよくなります。 低温期には、締りが緩くなり、アントシアンが発生しやすくなります。無理に遅まきせず、高温期収穫となるように播種期を守ります。
定植・定植後の管理
栽植密度は条間60×株間35cm(5,200株/10a)程度が目安です。 加工・業務用として2~3kgの大玉で収穫する場合は、条間65×株間40cm(4,200株/10a)程度に広げて定植します。
病害虫防除
多湿条件でべと病が発生することがあるので、圃場の排水をよくし、生育初期から定期的に殺菌剤を散布してしっかりと予防します。 比較的黒腐病には強いですが、黒腐病が問題になりやすい高温時期に作付けされる品種であるため注意します。特に台風や大雨、大風の直後には茎葉にできた傷口から病原菌が侵入し、畑全面に発病することがあります。まん延後に薬剤を散布してもなかなか止まらないので、予防に努めることが重要です。
収獲
玉の形ができた後に内側から外枠を満たすように肥大充実が進行します。玉の内部がしっかりと締まっていることを確認してから収穫をしてください。