キャベツ 金瑛
耐寒性・晩抽性が優れる、冬から早春どり春系キャベツ
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 萎黄病抵抗性で、冬から早春どりに適した春系キャベツ。濃緑の腰高球で収量性が高い。
● 耐寒性が強く、厳寒期でも腐敗が少ない。
● 形質として芯が短く、また晩抽性も優れており、芯伸びが極めて遅い。
● 玉の肥大がゆっくりで、出荷できる期間が長く裂球も遅い。
● 尻部の形状がスムーズなため、収穫作業がしやすい。
適応性
・温暖地・暖地
8月中旬~9月上旬まき1月中旬~3月どりに適します。温暖地では9月いっぱい、暖地では10月10日までに定植します。一般に2、3月収穫は球内抽だいにより品質が低下しやすい時期ですが、「金瑛」は極めて晩抽性に優れるため、この時期でも収穫可能です。
施肥
多肥栽培をすると、裂球や腐敗の原因となる場合がありますので注意してください。
播種・育苗
温暖地では8月下旬、暖地でも9月上旬までに播種してください。
定植・定植後の管理
栽植密度は条間60×株間30cm(約5,500株/10a)程度が目安です。 スムーズに根を活着させ、生育が遅れないようにすることが重要です。特に3月収穫を狙う場合、定植・生育があまりにも遅れると結球する前に抽だいしてしまい、本来の特性を発揮できない恐れがあるので注意します。
病害虫防除
黒腐病の発生が懸念される場合、生育初期から対策を心掛けます。特に台風や大雨、大風の直後には茎葉にできた傷口から病原菌が侵入し、畑全面に発病することがあります。まん延後に薬剤を散布してもなかなか止まらないので、予防に努めることが重要です。 冬~早春どりでは、菌核病の発生が問題となります。結球途中から結球直前に発生することが多いですが、発生に気付いてからの防除は困難です。結球初期から定期的に薬剤散布を行い、しっかりと予防することが重要です。