ダイコン 春の守
そろいよく肌のきれいな極晩抽性の春どり・越冬どり用青首ダイコン
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 極晩抽性で温暖地、暖地の春どりトンネル栽培に加え、露地またはマルチ栽培の越冬どりの2季どりが可能。
● 草姿は中葉、やや立性で葉枚数が多く比較的耐寒性がある。
● 根長35〜38cm、根径7〜7.5cmになり形がまとまる。
● 肥大性に優れ、肌がきれいで高品質である。
● 吸い込み性で曲がりが少なく、そろいがよいので作業性が優れる。厳寒期収穫でも肩コケしにくい。
● 首色はやや淡く、青首内部が青肉になりにくく、生食はもちろん加工・業務用途にも適する。
適応性
・温暖地・暖地の春どりトンネル栽培に加え、露地またはマルチ栽培の越冬どりの2季どりが可能
・温暖地(千葉県基準)
1月中旬~2月中下旬まき、4月中旬~5月中旬どり、9月中下旬~10月中旬まき、12月下中旬~3月上旬どり
・温暖地(神奈川県三浦半島基準)
10月上~中旬まき、3月どり
・暖地(鹿児島県基準)
12月中旬~1月下旬まき、3月中旬~5月上旬どり、10月中下旬まき、2月上旬~3月中旬どり
標準元肥量※圃場により異なります
<春どり(トンネル)> ・肥料は10a当たり成分量で窒素8~10kg、リン酸15kg、カリ10kgを目安とします。ただし、播種が遅くなるに従い施肥量を少しずつ減らします。 ・乾燥横縞症対策としては、ホウ素や過リン酸石灰の施用をおすすめします。 ・生育期間が長いため、肥効の長い肥料を使用します。 <越冬どり> ・元肥を控えめにし、生育前半は葉を旺盛にせずじっくりと育て、その後追肥で生育をコントロールします。 ・元肥は、10a当たり成分量で窒素7~10kg、リン酸15kg、カリ10kgを目安とします。 ・厳寒期の栽培となるため、追肥をする際は窒素、カリに加えマグネシウムやカルシウムといった微量要素の施用をおすすめします。特に生育後半の肥料切れは耐寒性の低下による生育遅延に加え、病害の発生を助長するので注意します。
追肥
<春どり(トンネル)栽培> ・温度が上昇してくる生育後半に肥料が効き過ぎると葉勝ちになり、蒸れて病気が発病しやするなるため、追肥は行わないのが一般的です。 <越冬どり> ・追肥は1回、生育中期に10a当たり成分量で窒素、カリを2~3kg行います。
播種
<春どり(トンネル)> 4条マルチを利用する場合、条間30~35cm、株間23cmが標準です。 <越冬どり> 栽植密度は地域や作型によって異なりますが、一条畝で栽培する場合は、畝間50cm、株間20cm、2条マルチで栽培する場合は、条間45cm、株間20cmを標準とします。
生理障害・病害虫防除
・黒斑細菌病など細菌性の病害には、生育初期からの予防を中心とする殺菌剤散布が大切です。 ・乾燥の横縞症を防ぐため、保水性のよい圃場を選び、整地・マルチ張りは土壌水分のあるときに行ないます。 ・空洞症は生育初期(本葉が4~6枚くらいのころ) の高温や低温のストレスが原因です。 作型を守り、空洞症の出にくい品種を選び、窒素過多にならないように管理します。また、ビニールトンネルのサイドを土で埋める密閉管理は避けます。 ・ひげ根の多発生を防ぐため、保水性のよい圃場を選び、整地・マルチ張りは土壌水分のあるときに行ないます
収獲
・温度が上がってくる収穫期は生育が早いため、取り遅れに注意します。