ダイコン 夏のきざし
晩抽性・萎黄病耐病性を備えた、栽培しやすい青首ダイコン
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
●晩抽性・萎黄病耐病性で、耐暑性に優れ、す入りが遅い。
●多湿で発症する横縞症などの障害に強い。
●高温期に発生しやすい首部の汚れが少なく、肌がきれい。
●肉色が純白色で、青首が淡緑色。
●肉質は緻密。
●草姿は小葉でやや開張性の葉色は淡緑色。
適応性
・寒地および寒冷地(青森県基準)
5月中下旬~6月下旬まき、7月下旬~8月中下旬どり
・温暖地(千葉県基準)
3月中旬~4月中旬まき、5月中旬~6月中旬どり、(8月下旬~9月上旬まき、10月中下旬~11月上旬どり)
・暖地(鹿児島県基準)
3月中旬~4月上旬まき、5月中旬~6月上旬どり、(9月上旬~9月中下旬まき、11月上旬~11月下旬どり)
標準元肥量※圃場により異なります
・元肥は、10a当たり成分量で窒素5~8kg、リン酸15kg、カリ10kgを目安とします。
追肥
・追肥は基本行わないのが一般的ですが、生育を確認しながら必要に応じて行います。
播種
・栽植密度は地域や作型によって異なりますが、一条畝で栽培する場合は、畝間50cm、株間25cm、2条マルチで栽培する場合は、条間45cm、株間25~27cmを標準とします。
生理障害・病害虫防除
・内部生理障害(赤芯症・黒芯症)はホウ素欠乏による症状です。ホウ素は土壌中ではホウ酸の形で存在し、雨によって流亡しやすいので注意します。また、生育中期~後期の高温や土壌のアルカリ化が発症を助長させます。必要に応じて白黒マルチを使用するなどして地温を下げる対策をしっかり行うほか、ホウ素資材とともに過リン酸石灰を施用することが重要です。 ・黒斑細菌病など細菌性の病害には、生育初期からの予防を中心とする殺菌剤散布が大切です。
収獲
・収穫は高温期で生育が早いため、取り遅れに注意します。
備考
・春は温度の高低差が激しいため、とう立ちのリスクが常にあります。 ・窒素過多は曲がり、窒素不足は肥大不足になるリスクがあります。