ダイコン 夏の守
| 品目 | ダイコン |
|---|---|
| 原産地 | 地中海沿岸、華南高地、中央アジアなど諸説 |
| 科・属名 | アブラナ科・ダイコン属 |
| 受賞歴 | 第63回全日本野菜品種審査会一等特別賞受賞 |
夏の厳しい栽培環境でも適応性が広くそろいよく肌のきれいな青首ダイコン
作型図
- ※ 栽培方法・時期は目安です。適温でのタネまき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※ 営利向け作型図と小袋記載の家庭園芸むけ作型図では異なる場合があります。
- ※ 栽培暦のマーク説明はこちら
特性
● 尻詰まり・そろいがよく、曲がりの発生が少ない、肌がきれいな青首ダイコン。
● 中葉で立性と開張の中間くらいのがっちりした草姿。葉の病害に強い。
● 萎黄病耐病性で、その他ウイルス病、横縞症などの各種病害に強い。
● 耐暑性、肥大性に優れる。
● 窒素肥料を効かせ過ぎず、草姿をコンパクトに仕上げる。緩効性肥料の使用をおすすめする。
● 特性が最も発揮できるLサイズ(約1.0〜1.2kg)で収穫・出荷する。
適応性
・寒地および寒冷地(北海道基準)
7月上旬~下旬まき、8月下旬~10月上旬どり
・温暖地(千葉県基準)
8月中旬~9月上旬まき、10月中旬~11月上旬どり
・暖地(鹿児島県基準)
8月下旬~9月下旬まき、10月中旬~11月下旬どり
標準元肥量※圃場により異なります
・元肥は、10a当たり成分量で窒素5~8kg、リン酸15kg、カリ10kgを目安とします。 ・元肥は控えめに、草勢をおとなしめに作るのがポイントです。 ・窒素肥料を効かせ過ぎず、葉をコンパクトに仕上げます。緩効性肥料の使用がおすすめです。
追肥
・追肥は基本行わないのが一般的ですが、生育を確認しながら必要に応じて行います。
播種
・栽植密度は地域や作型によって異なりますが、一条畝で栽培する場合は、畝間50cm、株間23~25cm、2条マルチで栽培する場合は、条間45cm、株間25cmを標準とします。
病害虫防除
・内部生理障害(赤芯症・黒芯症)はホウ素欠乏による症状です。ホウ素は土壌中ではホウ酸の形で存在し、雨によって流亡しやすいので注意します。また、生育中期~後期の高温や土壌のアルカリ化が発症を助長させます。必要に応じて白黒マルチを使用するなどして地温を下げる対策をしっかり行うほか、ホウ素資材とともに過リン酸石灰を施用することが重要です。 ・黒斑細菌病など細菌性の病害には、生育初期からの予防を中心とする殺菌剤散布が大切です。 ・ハイマダラノメイガ(ダイコンシンクイムシ)やキスジノミハムシの食害が問題となる作型のため、生育初期の殺虫剤散布が大切です。
収獲
・高温期の栽培は収穫が遅れると病害虫の被害や生理障害発症の可能性が高くなります。 ・特性が最も発揮できるLサイズ(約1.0~1.2kg)で収穫・出荷します。
備考
・過熟や降雨、降霜などが原因で、収穫作業時にひび割れが発生することがあります。 ※降雨、降霜が原因の場合は、早朝から収穫をせず、午後からの収穫にすると軽減されます。あるいは、収穫後すぐに運ばずに、20分ほど畑に置いておくと、ひび割れが軽減されます。